ハラスメントに対する具体策
こんにち、ハラスメントといわれるものには、セクシャルハラスメント（セクハラ）、パワーハラスメント（パワハラ）、マタニティーハラスメント（マタハラ）など様々なものがあります。これらのハラスメントは、職場環境を悪化させる行為としての共通点を持ち、なかなか表面しにくいことから企業にとっては厄介な問題といえます。しかし、職場環境を悪化させる行為である以上、企業としては、労務管理上、対策を講ずる必要に迫られます。
ハラスメントの予防対策としては、トップからのメッセージの発信、相談窓口の設置、あるいは、従業員へのアンケートの定期的な実施などの方策が考えられます。 また、実際にハラスメントの問題が表面化した場合には、企業は迅速に対応することが求められ、放置すると問題が大きくなり、最悪の場合には、訴訟にまで発展することもありえます。こうしたリスクを避けるためには、企業内でセクハラやパワハラの問題が起こった場合にどのように対応するかの手順を企業内で考えておく必要があります。
当事務所では、ハラスメントの問題の一般予防の方法として、規程を策定するなどの方策を考え、不幸にして問題が表面化した場合の企業内での解決を目指し必要なアドバイスをさせていただいております。
ハラスメントのための研修の実施
セクハラやパワハラという言葉が日常生活で自然に使われるようになった結果、ハラスメントに対する誤解もあり（特にパワハラ）、対策を難しくしています。 そのために、企業においては、管理職や一般従業員向けの研修会を実施し、ハラスメントに対する正確な知識を身に付けてもらうと同時に、企業内でのハラスメント問題に対する問題解決能力を醸成してもらうことが有効と考えられます。
当事務所では、ハラスメント対策の一環として、企業内での研修会の実施など必要な対策を考え、さらに必要なアドバイスをさせていただいております。
